初心者はこれです☆ジャイアントのエントリーロードバイク!4選!

こんにちはうめじです。

自転車店歴15年で多くのお客様の自転車選びをサポートしてきました!

そんなうめじが、おススメのメーカーのジャイアントのエントリーロードバイクを解説させていただきます!

ロードバイクは高額なものから低価格なものまで様々な種類があります。

とはいえ初めて購入するのにあまり高額なものは…。せめて10万円台かな…。という方が多いと思います。

10万円台のエントリーロードバイクでも十分に楽しめます!

特に初めてロードバイクを購入される方なら10万円台のエントリーロードバイクでも感動するくらいの走りを感じられると思いますよっ!!

購入するか迷っているあなた!始めましょう!始めたら楽しい世界が待っていますよ☆

今回は数多くある自転車メーカーのなかでも有名なジャイアントのエントリーアルミロードバイクを解説させていただきます!

是非、最後までお付き合いください!!

GIANT(ジャイアント)ってどんなメーカー?

GIANTといえばスポーツバイクの購入を検討された方なら一度は耳にしたことのあるメーカーかと思います。

世界最大の自転車メーカー!ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイク、キッズモデルなどほぼ全てのジャンルの自転車をラインナップしています。

1972年に台湾にて劉 金標(キング リュー)が創業した自転車メーカーです。

当初はOEM生産のみだったが、アメリカの大手メーカーのシュウィン・バイシクル・カンパニーの下請けに参画し大きな飛躍を遂げました。

多数のメーカーのOEM生産を手掛け、技術を蓄積していきました。自社ブランドが育った現在も他社のOEM生産に積極的に携わっています。
※OEMとは「original equipment manufacturing」の略で「他社ブランドの製品を製造すること」ということ。

Tig溶接のアルミフレームやカーボンフレームの製造に関しては世界屈指の技術力をもち、高度に機械化された生産ラインが低価格高品質な製品の製造を可能にしています!

これがジャイアントの自転車がコストパフォーマンスがいいといわれる理由ですね。

スローピングフレームと呼ばれる極端にトップチューブの傾いたフレーム設計はジャイアントが開発した技術で、これは世界的に普及し、現在では多くのメーカーがスローピングフレームを採用しています。

ジャイアントの得意とする、低価格高品質な製品の製造はエントリーロードバイクも例外ではありません。

なぜエントリーロードバイクといわれているのか?

なぜ”エントリー”といわれるのかについて簡単に解説しておきます!

エントリーモデルは価格が低価格帯というのはご存じの方も多いと思います。それだけじゃないんです。

下記の図をご覧ください。ジオメトリー(自転車の寸法や角度がわかるもの)です。

出典:ジャイアント

A:SEAT TUBE
B:SEAT ANGLE
C:TOP TUBE
D:HEAD TUBE
E:HEAD ANGLE
F:WHEEL BASE
G:REAR CENTER
H:BB DROP
I:STACK
J:REACH

エントリーアルミロードバイク CONTEND 2のジオメトリー

SIZE
(mm)
A
(mm)
B
(度)
C
(mm)
D
(mm)
E
(度)
F
(mm)
G
(mm)
H
(mm)
I
(mm)
J
(mm)
適応身長
(cm)
500(M)50073.554515872.599041275.0563378170~185

レーススペックのカーボンロード TCR ADVANCED 2 KOMのジオメトリー

SIZE
(mm)
A
(mm)
B
(度)
C
(mm)
D
(mm)
E
(度)
F
(mm)
G
(mm)
H
(mm)
I
(mm)
J
(mm)
適応身長
(cm)
470(M)47073.555014573.098040569.5545388170~185

両モデルともにMサイズで適応身長は同じですね。

それではどこがに違いがあるでしょうか?

赤でマーカーされいるところ見てみましょう!

J:REACHはCONTEND 2の方が短く、I:STACKはCONTEND 2の方が長いのがわかりますね。

要するに同じ適応身長のモデルでもCONTEND 2の方がSTACKが高く、REACHが短いので前傾姿勢がきつくなりにくい!

次にGとFの数値です。

G:REAR CENTER、F:WHEEL BASEともにCONTEND 2の方が長いです。

G:REAR CENTERが長いと漕ぎだしの反応はやや鈍くなりますが、F:WHEEL BASEを長くすることで安定感が得られます。

上記の2点からCONTEND 2はあまり前傾がきつくなく、スピードがある程度上がっても安定感を損なわないような設計になっていることが分かります。

つまり初めてロードバイクを乗る場合でも運転しやすい設計になっているということです。

これがエントリーロードバイクと位置付けられている理由の一つです。

ちなみに別記事でも少し触れたエンデュランスロードバイクも同じようなジオメトリーをしているので初心者向きといわれています。

しかしカーボンフレームのモデルが多く価格も30万円~なので初めて購入するには抵抗があるかたも多いのではないでしょうか。(また別記事でエンデュランスロードバイクを解説しようと思います☆)

価格も安く、乗りやすい設計のアルミのエントリーロードバイクは初めての方には非常に入りやすいモデルですよね!

それではジャイアントのエントリーアルミロードバイクをご紹介していきますっ☆

GIANT(ジャイアント)のおススメのエントリーアルミロードバイク!

ジャイアントのコスパ最強のアルミロードバイクをご紹介していきたいと思います!!

2022年モデルの一部がすでに発表になっているジャイアントです。エントリーロードバイクのCONTENDシリーズもすでには発表されています!
※2021年モデルはほぼ全て完売。

それではご紹介していきます☆

CONTEND 2 MS

出典:ジャイアント

価格 \101,200(税込み)  2022年2月より¥117,700円(税込)

上体を起こした状態で操作できるサブブレーキレバー採用で安心。
D-FUSEシートポストとオフセットシートステイで快適な乗り心地。
変速機にはマイクロシフト製を採用。

このスペックで約10万円に抑えているのは、さすがジャイアントです!
(年々、コスト増幅により価格は上がっています。)

サイズ展開も豊富で155㎝~190㎝の身長の方まで対応。

タイヤサイズも28cなのでパンクのリスクも軽減されています。

  • SIZE 430(XS),465(S),500(M),535(ML)mm
  • フレーム ALUXX-Grade Aluminum,D-FUSE Seat Post
  • フロントフォーク Advanced-Grade Composite,Full Composite OverDrive Column
  • クランク FSA TEMPO Compact
  • 変速 MICROSHIFT R43M / SHIMANO CLARIS
  • ブレーキ SHIMANO CLARIS + TEKTRO TKB177 with TEKTRO Sub Lever
  • ホイール GIANT S-R3 WheelSet F:20H R:24H Stainless 14G
  • タイヤ GIANT S-R3 AC 700x28C
  • スピード数 16s
  • カラー コールドアイアン, グレナデン, ブラック

CONTEND 2

出典:ジャイアント

価格 \103,400(税込み) 2022年2月より¥119,900(税込)

基本的にはCONTEND 2 MSとほぼ同じスペックですが、変速機がSHIMANO CRALISを採用しています。(2021年7月現在 シマノの供給が安定していないためマイクロシフト製の変速機を採用したモデルも併売している)

やはりシマノパーツの方が変速性能はいいかな…。

  • SIZE 430(XS),465(S),500(M),535(ML)mm
  • フレーム ALUXX-Grade Aluminum,D-FUSE Seat Post
  • フロントフォーク Advanced-Grade Composite,Full Composite OverDrive Column
  • クランク FSA TEMPO Compact
  • 変速  SHIMANO CLARIS
  • ブレーキ SHIMANO CLARIS + TEKTRO TKB177 with TEKTRO Sub Lever
  • ホイール GIANT S-R3 WheelSet F:20H R:24H Stainless 14G
  • タイヤ GIANT S-R3 AC 700x28C
  • スピード数 16s
  • カラー コールドアイアン, グレナデン, ブラック

予算はあまりとれないけど、ロードバイクに乗りたい!!って方にはおススメのモデルですよっ!

CONTEND 1

出典:ジャイアント

価格 \121,000(税込み) 2022年2月より¥140,800(税込)

基本設計はCONTEND 2と同じですが駆動系のパーツのグレードがアップされています。

駆動系のパーツがシマノで統一されることで、変速性能も向上します。

長距離のライドをより快適にしたい方にはこのモデルをおススメします。

  • SIZE 430(XS),465(S),500(M),535(ML)mm
  • フレーム ALUXX-Grade Aluminum,D-FUSE Seat Post
  • フロントフォーク Advanced-Grade Composite,Full Composite OverDrive Column
  • クランク SHIMANO SORA Compact
  • 変速 SHIMANO SORA
  • ブレーキ SHIMANO SORA + TEKTRO TKB177
  • ホイール GIANT S-R3 WheelSet F:20H R:24H Stainless 14G
  • タイヤ GIANT S-R3 AC 700x28C
  • スピード数 18s
  • カラー ローズウッド

CONTEND 0

出典:ジャイアント

価格 \159,500(税込み) 2022年2月より¥184,800(税込)

2022年モデルではCONTEND SLシリーズはラインナップされない代わりにCONTEND 0が新たに登場しました!

フレームフォークのスペックは他のCONTENDシリーズと同じだが、コンポーネントがシマノの『105』を搭載しているのでエントリーグレードの上位機種になりますね!

『105』シリーズはシマノのロードコンポーネントのミドルグレードでありレースコンポーネントのエントリーグレードです。

初めて購入するロードバイクのグレードとしては申し分のないスペック。

CONTEND 0はさらにホイールも他のモデルよりもアップグレードされいますよ。

スポークはなんとSAPIMのスポークを使用していますよっ!
(スポークといえばSAPIMです。いいやつ)

ホイールは後々アップグレードをすることを考えると、お得感があまりないように感じますが足回りによって走行感はかなり違うので少しでも良いほうがいい!!

  • SIZE 430(XS),465(S),500(M),535(ML)mm
  • フレーム ALUXX-Grade Aluminum,D-FUSE Seat Post
  • フロントフォーク Advanced-Grade Composite,Full Composite OverDrive Column
  • クランク SHIMANO RS510 Compact
  • 変速 SHIMANO 105
  • ブレーキ SHIMANO 105 + TEKTRO TKB178
  • ホイール GIANT P-R2 WheelSet F:16H R:24H SAPIM RACE 14-15G
  • タイヤ GIANT S-R3 AC 700x28C
  • スピード数 22s
  • カラー マットガンメタルブラック

『105』コンポーネントとホイールの価格を考慮すると、CONTENDシリーズの中でもコストパフォーマンスの高いモデルですね!

レースに出場するまでのイメージは無いにしても、ある程度の距離をそれなりの速度域で楽しみたい方にはおススメのモデルですよっ!

オプションパーツも忘れずに!

ロードバイクなどのスポーツバイクを購入するときは必ず付属するパーツを確認してくださいねっ!

多くのモデルはカギやスタンド、ライトなどが付属していません。

自転車を普段おいておく駐輪場や走行する時間帯や道に最適なパーツを選びましょう!

1自転車の盗難対策はしっかりしよう!

そんなかたも多いのではないでしょうか?
警視庁の盗難統計情報によると
平成30年度で施錠ありの盗難認知件数はなんと
72763件(平均200件/日)
1日で200件の盗難があるんですよっ!!(一般車も含む)
どこで盗難が発生しているのでしょうか?
最も発生数が多いのは駐輪場です。その数なんと31,384件!
次に多いのが住宅です。22,154件!
夜間に発生する割合が最も多く74%です!
駐輪場に一晩中、駐輪しておくと盗難のリスクが高くなってしまうということですね。
お金で安心を買いましょう!
鍵と言えばやっぱりABUS(アブス)です!
持ち運びも便利でセキュリティーレベルも高いです↓

自宅はがっちり地球ロック!!

2セーフティアイテムは必須!自分の身は自分で守ろう!

事故の多くは17-19時の間に起こっているそうです!

まさに帰宅時間ですっかり暗くなっている時間ですよね。

ライトの装備しっかりしてますか?

フロントライトだけで十分と思っていませんか?

リアのライトも大事なんですよっ!

後方からの追突事故も多いんです。後方の車にしっかり自分の存在をアピールしましょう!

フロントライトは400ルーメン以上の明るさだと安心ですよっ!

お金で安全を買いましょう。

ところでヘルメット被ってますか?
『通勤や通学だと髪の毛が乱れるから嫌だ!』
『ダサいから嫌だ!』
いろいろありますよね。
事故の現実は
ヘルメットを被っていない場合の致死率は3倍
死亡事故の原因の56%が頭部損傷
お金で安心を買いましょう!

3最初のメンテナンスは空気圧から!

ロードバイクやクロスバイクは一般的なままちゃりと比較するとタイヤが細く空気圧が高いものがほとんどです!
またバルブ形状(空気の入り口)には仏式を採用しているものが多いので、空気圧がはかれて仏式バルブ対応のポンプを必ず用意しましょう!
ロードバイクやクロスバイクのパンクの原因は空気圧が低く段差でのパンクが多いんですよっ。
空気が少なくなったら空気を入れるのではなく、規定の空気圧を常に保つというのが基本になります。
仏式バルブの空気の入れ方がサイクルベースあさひさんの記事で丁寧に紹介されていますね↓

おすすめのポンプをピックアップしてみますね!

ワイズロードオンラインのポンプのページ↓

しっかり準備して自転車ライフを楽しもう!

CONTENDシリーズならとにかく初期費用を抑えて始められるCONTEND2を購入するか、デフォルトのスペックでも十分に楽しめるCOTEND 0の購入をおススメしますね!

ロードバイクの購入を検討するにあたり外せないメーカーのジャイアントです。

やはり2022年モデルもコストパフォーマンスのいい仕上がりになりなりそうですねっ☆

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

皆様のロードバイク選びの少しでもお役に立てれば幸いです。

次回は他のメーカーのエントリーアルミロードバイクを解説させていただきたいと思ってます!

是非、読んでもらえたらと思います!

それではまた☆

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