こんにちはうめじです。
自転車店歴15年で多くのお客様の自転車選びをサポートさせていただきました!
今回は日本ブランドのANCHORの2023年モデルのオールラウンドモデルです。
RPシリーズからRP8 105 を解説させていただきます。
2021年に満を持して登場したアンカー初のエアロオールラウンドロードバイクRP9のセカンドグレードモデルです!!
RP9の走行性能を受け継ぎつつも価格が抑えられていますっ。
TORAY T800/T700のカーボンフレームにコンポーネントはShimanoのセミワイヤレス電動コンポーネント 105 Di2 12sが搭載されています!
エントリーロードバイクやクロスバイクからのステップアップにもおすすめのモデルです。
RP8 105はこんな方におすすめ↓
こんな方におすすめ!
- 趣味としてロードバイクを始めたい方!
- ロングライドのサイクリングを軽快に楽しみたい方!
- レースやファンライドのイベントにも参加してみたい方!
- 軽さも速さも重視したい方!
- セミワイヤレス電動コンポーネントを使いたい!
- エントリーロードバイクやクロスバイクからステップアップしたい方!
まずはRP9 シリーズの特徴を見ていきます!
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RP9シリーズとは
多様化するロードレースの全てをこなせるオールラウンドなロードバイクというコンセプトのもとに開発されたのがRP9。
開発に用いられたのはもちろん『PROFORMAT』。
タイヤ開発の解析研究を担うブリヂストンの基盤技術部門とブリヂストンサイクルが共に作り上げた解析システムのこと。
解析技術によって「人と自転車を前に進める技術を研究、開発する」ということ。
ペダルを踏んだ力を無駄なく前へ進む力に変えるために素材、空力、強度、剛性、質量など、走りに関係するさまざまな要素を解析し最適なバイクを作り上げる。
- 空力 RS9s:61.4w RP9:40.5w
- フレーム重量 RS9s:1,390g RP9:1,360g
剛性においてはRS9sですでにプロレベルで必要な剛性を達成。
空力性能が飛躍的に向上しているにもかかわらず軽量化されています!
まさにオールラウンドに戦えるモデルになっていますね。
細部まで入念な技術が施されています↓
- 空力を探求したカムテール形状のエアロシートポストを新たに開発
- 臼型のシートクランプを新規設計。外側への張り出しを極力抑え空力性能を向上
- ポストの形状に合わせシートチューブのシェイプをより薄くし、空力向上を達成
- 空力・剛性・快適性をバランスさせるためにドロップシートステーを採用
- 適切な剛性の確保を目指した結果、チェーンステーの太さは左右非対称に
- 新設計のスペーサーは割りが入っており、ポジション調整がより行いやすい仕様
- ケーブル内装ながら、ポジション調整時に油圧ホースの脱着不要の新設計ステム
- トラックバイクの研究開発が導き出した空力・剛性を両立するヘッド周りの造形
- フレーム前面にあたるヘッド~フォーク部の造形もトラックバイクの知見を活用
- フレームと同様高性能軽量カーボンT1100を使用。フレームセットの軽量化に寄与
- ねじれ剛性を高めるため、空力とのバランスをとりながら幅広に設計
- 大径化したチェーンステーを繋ぐためボリュームを持たせたBB部
それではRP8 105 を見ていきます!
RP8 105
価格・カラーリング
完成車価格 550,000円(税込)
フレームセット価格 308,000円(税込)
RACING BLACK
スペック
RP8 105の詳細スペックは↓
サイズ | 440,490,510,530 適応身長 155〜188cm |
フレーム | PROFORMAT, TORAY T800+T700, 電動・ワイヤーシフト兼用 |
フォーク | PROFORMAT, フルカーボン |
クランク | SHIMANO 105 FC-R7100 50-34T |
ハンドル | アルミニウム φ31.8 |
ステム | ANCHOR AERO STEM φ31.8 |
シートポスト | ANCHOR カーボンエアロシートポスト |
サドル | SELLE ITALIA X1 BLACK |
コンポーネント | SHIMANO 105 R7150 Di2 |
スピード数 | 24s |
ブレーキ | SHIMANO 105 BR-R7170 |
ホイール | MAVIC AKSIUM DISC |
タイヤ | BRIDGESTONE EXTENZA R1X 700×25C |
重量 | 8.4kg |
PROFORMATによって設計されたTORAY T800+T700を採用したカーボンフレームにアッセンブルされるコンポーネントはShimano セミワイヤレス電動コンポーネント 105 Di2 12sです!
ホイールにはMAVICのエントリーモデルのAKSIUM DISCが搭載されています。
アップグレードすればまだまだ走行性能が向上しそうですねっ!
とにかく速く走りたいっ!
そんな方にはおすすめのモデル。
上位機種のRP9との違いをまとめてみます↓
- フレーム素材:TORAY T800+T700
- 剛性:RP9対比で90% 剛性バランスは同等
- 空力性能:フレームが同一形状で同等
- フレーム重量:+90g→1,450g
- 対応コンポ:電動シフト、機械式シフト
- 価格:308,000円(税込)で220,000円も価格を抑えている!(フレームセット)
空力性能はそのままで、カーボン素材を変えることでやや剛性を落とすことでホビーユーザーにとっては扱いやすいモデルに仕上がっていますね!
また、完成車のRP8はギヤ比も低く設定されています。
クランクは50-34T。
スプロケットは11-34Tで一番低いギヤ比は1.0ですよっ!
そして特筆すべき点はやはり価格ですっ!!
- RP9 Dura-Ace Di2:1,320,000円(税込)
- RP9 ULTEGRA Di2:825,000円(税込)
- RP8 105 Di2:550,000円(税込)
同等の空力性能、走行性能がこの価格で体感できる!!
2023年モデルのエアロロードバイクのなかでもコスパ抜群ですねっ。
また、対応コンポーネントは電動シフト、機械式シフトなので機械式ディスクロードからの組み替えも可能です!!
これは機械式ディスクロードバイクに現在乗っている方には朗報ですよね~。
新型105 Di2とは?
2021年9月に発売になったDuraAce、ULTEGRAのDNAをしっかりと受け継いでいます!
セミワイヤレス電動シフティングに12s化。
それでは新型105の特徴を見ていきます!
快適なシフティング
ロングライドのサイクリングで疲労が蓄積されてきた時の変速って大変ですよね…。
信号で停まるたびにシフトダウン。またスタートしてシフトアップ。
この繰り返しです。
これが苦にならなくなりますよっ!!
コンパクトなブラケット
出典:シマノ
左がST-R7020で機械式シフティングレバー。
右がST-R7170で新型Di2シフティングレバー。
見るからに小さいですよね~。
機械式シフティングですとワイヤーを巻き取るための機構が内蔵されるため、ブラケット全体が大きくなってしまいます。
一方でDi2シフティングですとこの機構がいらなくなるため、ブラケット全体が小さくなります。
圧倒的にブラケットが握りやすくなんですね~。
ブレーキコントロールも断然しやすくなりますよっ。
ショートストロークシフティング
出典:シマノ
左がST-R7020で機械式のシフティングのストローク。
右がST-R7170で新型Di2のシフティングのストローク。
ストロークの量が全然違いますよね~。
Di2はボタン押す感覚なのでほぼストロークはないですね。
Di2の恩恵を受けられるのはフロント変速のシフトアップとリア変速のシフトダウンの時です。
この2つの場合はシフティングのストローク量が多いので、繰り返していくうちに手に疲労がたまっていきます。
特にアップダウンの多いサイクリングやストップ&ゴーの多い通勤では顕著です。
Di2ですと、それが解消します!
ものすごく快適なりますよっ!
ドライブトレイン
出典:シマノ
今のギヤ比じゃ登れないっ!
ギヤ比をもう少し軽くしたいっ!
そう考える方も多いと思います。
ヒルクラムもこれで安心です。
1:1以下のギヤ比の設定が可能になりましたよっ!
12sにより可能になったセッティングですね。
これでどこでも走れますよ~!!
ブレーキシステム
出典:シマノ
パッドクリアランスが10%拡大されました。
これによりコントロール範囲が拡張され、ブレーキコントロールがとってもしやすくなりましたね。
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電動コンポーネントはシフティングの操作性も抜群!
シフティングのストレスは一切なし!
少し予算を積んでも購入する価値ありですよっ!
搭載されているホイールは↓
MAVIC AKSIUM DISC
出典:MAVIC
- リム素材:アルミ
- ハブ:インスタントドライブ360
- サイズ:17mm(内幅)、21mm (リムハイト)
- 重量:1,905g
- 価格:49,500円(税込み)
MAVICのエントリーモデルのアルミディスクホイール。
内幅17mmのワイドリムで32mmのタイヤも装着可能です!
ホイールによって走行性能はもちろん、快適性も違いますよ〜。
エントリーロードバイクやクロスバイクからのステップアップにもおすすめのモデルです!
レースやファンライドのイベントも十分に楽しめるスペックですよ~。
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GIANT・TREKと比較してみると?
1 GIANT TCR ADVANCED 1 DISC KOM
出典:GIANT
- フレーム/フォーク:カーボン/カーボン
- コンポ:Shimano 105 Di2 12s
- 重量:8.3㎏
- 価格:462,000円(税込)
GIANTのオールラウンドモデルのTCR ADVANCED 1 DISC KOMです。
セミワイヤレス電動コンポーネント 105 Di2搭載モデル。
さすがのGIANTです。
コスパ◎
ワイズロードのGIANTのロードバイク☟
2 TREK Madone SL 6 Di2
出典:TREK
- フレーム/フォーク:カーボン/カーボン
- コンポ:Shimano 105 Di2 12s
- 重量:8.7㎏
- 価格:819,390円(税込)
TREKのエアロロードのMadoneです。
1世代前のGEN 6のフレームにShimanoのセミワイヤレス電動コンポーネント 105 Di2 12sがアッセンブルされたモデル。
見た目のインパクトは抜群ですよね~。
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オプションパーツも忘れずに!
ロードバイクなどのスポーツバイクを購入するときは必ず付属するパーツを確認してくださいねっ!
多くのモデルはカギやスタンド、ライトなどが付属していません。
自転車を普段おいておく駐輪場や走行する時間帯や道に最適なパーツを選びましょう!
1自転車の盗難対策はしっかりしよう!
2セーフティアイテムは必須!自分の身は自分で守ろう!
事故の多くは17-19時の間に起こっているそうです!
まさに帰宅時間ですっかり暗くなっている時間ですよね。
ライトの装備しっかりしてますか?
フロントライトだけで十分と思っていませんか?
リアのライトも大事なんですよっ!
後方からの追突事故も多いんです。後方の車にしっかり自分の存在をアピールしましょう!
フロントライトは400ルーメン以上の明るさだと安心ですよっ!
お金で安全を買いましょう。
3最初のメンテナンスは空気圧から!
おすすめのポンプをピックアップしてみますね!
しっかり準備して自転車ライフを楽しもう!
まとめ
今回は日本ブランドのANCHORの2023年モデルのエアロオールラウンドロードのRP8 105 を解説させていただきました!
PROFORMATで設計されたTORAY T800/T700 のフレームにアッセンブルされているコンポーネントはShimanoのセミワイヤレス電動コンポーネント105 Di2 12s。
もちろん油圧ディスクブレーキなのでブレーキコントロールもしやすいですね。
ホイールはMAVICのエントリーモデルのAKSIUM DISCを搭載。
アップグレードしていけば、さらなる走行性能が期待できそうですっ!
ANCHORでは初のエアロロードフレームRP9シリーズの走行性能、空力性能をしっかり受け継いだRP8は2023年のロードバイクで注目の的になるのは間違いなしですっ!
エントリーロードバイクやクロスバイクからステップアップしたい方におすすめのモデル!
最後にまとめてみます。
まとめ
- TORAY T800/T700カーボンフレーム
- 空力性能、剛性バランスはRP9同等
- Shimano 105 Di2 12s
- 油圧式のディスクブレーキ搭載でブレーキコントロール◎
- MAVIC AKSIUM DISC
- ロードバイクを趣味として始めたい方
- エントリーロードバイクやクロスバイクからステップアップしたい方
- 対応身長 155㎝~
- 重量 8.4㎏
- 価格:550,000円(税込) フレームセット:308,000円(税込)
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
RP8はお買い得だぞ〜。
それではまた☆
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