【2023 TREK エアロロード】Madone SLR 6 Gen 7を解説してみます☆

こんにちはうめじです。

自転車店歴15年で多くのお客様の自転車選びをサポートさせていただきました!

今回はアメリカンブランドのTREK(トレック)の2023年モデルのエアロロード、新型Madone SLRシリーズからMadone SLR 6 Gen 7を解説させていただきます。

7月1日に発表になった新型Madone SLRシリーズですね。

画期的な進化を遂げましたよね~。

Madone SLR 6 Gen 7は800シリーズOCLVカーボンに最新技術のIso Flow、新型105 Di2 12sと最先端テクノロジーが詰め込まれていながらも価格を抑えたモデルです!

Madone SLR 6 Gen 7はこんな方におすすめ↓

こんな方におすすめ!

  • 趣味として自転車を始めたい方!
  • ロングラドのサイクリングを軽快に楽しみたい方!
  • レースやファンライドのイベントなどにも参加してみたい!
  • 巡航速度を上げて空力性能を体感したい!
  • とにかく速さを感じたい!
  • 価格よりも仕様を重視したい!
  • エントリー、ミドルグレードからステップアップしたい方!

まずは新型Madone SLRシリーズの特徴を見ていきます!

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新型Mdone SLRの特徴とは?

出典:トレック

トレック史上最速のレースバイクの誕生です!

第7世代のMdone SLRはラインナップ史上で最速で最軽量。

過去最高の空力性能。

卓越した走りの質。

フレーム、コックピット、ライダーポジションといったすべての面で空力を見直すことで、19ワットも多くパワーを引き出せるようになりました!

1時間でさらに60秒も短縮するとこに成功。

※時速45㎞で前モデルとの比較

これらを可能にしたテクノロジーを見ていきましょう!!

Iso Flowテクノロジー

出典:トレック

第7世代Mdone SLRの今回の大きなトピックはなんといってもこれですよねっ!!

シートチューブに大きく設計された『』ですよね。

これがもたらすメリットは↓

  • 路面からの振動を吸収
  • 空力性能の向上
  • 軽量化

つまり快適で空力性能が高くて軽量で速く走れるロードバイクってことです。

全てを兼ね備えるバイクです。

史上最高のエアロダイナミクス


出典:トレック

新世代のカムテイル形状、空力性能を最適化した一体型のハンドルバー、ステムでバイク表面の気流をスムーズにし、Iso Flowがフレーム内で加速させることで更なる速さを導き出します!

 

出典:トレック

新たに最適化されたハンドルバー、ステムはドロップ部よりもブラケットの左右幅が3cm狭まっています。

これにより体の構造に適した姿勢でより快適なライドが可能になり、3㎝狭まったブラケット幅がライダーの空気抵抗を大幅に削減します。

史上最軽量!

出典:トレック

最軽量800シリーズのOCLVカーボンを採用。

前作の第6世代から約300gも削ぎ落としMdone DISC史上で最軽量モデルが完成しました。

800 OCLVカーボン

OCLVカーボンとはOptimum Compaction Low Void(超高密度圧縮、低空隙)の略で、トレックが特許を取得したカーボンファイバー製法のこと。
アメリカ国外には輸出禁止となっている軍事レベルのカーボン素材を基にカーボンの特性を調べつくすことで開発されました。
800シリーズOCLVカーボンはこれまでのカーボンファイバーよりも30%強いものを使用しているが、剛性は同じ。
つまり使用量を減らしても同じ性能が得られます。
これにより重量を増やすことなくエアロ形状のチューブを作ることが可能となりました。
これらによりエアロで軽量なモデルが実現可能となったのですね~。
TREKの開発技術の高さには脱帽ですね。
動画でも解説されてます↓

 

 

それではMadone SLR 6 Gen 7を見ていきましょう!

ワイズロードのTREKはこちらから↓

Madone SLR 6 Gen 7

価格・カラーリング

価格¥1,155,000(税込)


Metallic Red Smoke to Red Carbon Smoke 出典:トレック

Deep Smoke 出典:トレック

Azure 出典:トレック


Viper Red 出典:トレック


Satin Quicksilver 出典:トレック

スペック

Madone SLR 6 Gen 7の詳細スペックは↓

スペック
サイズ 47,50,52,54,56,58,60,62 対応身長 156〜199㎝
フレーム 800 Series OCLV Carbon, KVF (Kammtail Virtual Foil)
フォーク Madone KVF full carbon, tapered carbon steerer
クランク Shimano 105 R7100, 50/34
シートポスト Madone aero carbon
サドル Bontrager Aeolus Elite, austenite rails
コンポーネント SHIMANO 105 Di2 電動 12S
スピード数 24s
ブレーキ SHIMANO  油圧式ディスクブレーキ
ホイール Bontrager Aeolus Pro 51 TLR Disc
タイヤ Bontrager R3 Hard-Case Lite
重量 7.75kg

6月30日に発表になった第7世代Madone SLRシリーズのMadone SLR 6 Gen 7です。

800シリーズのOCLVカーボンフレームにアッセンブルされるコンポーネントは新型105 Di2です!

新型105 Di2とは?

2021年9月に発売になったDuraAce、ULTEGRAのDNAをしっかりと受け継いでいます!

セミワイヤレス電動シフティングに12s化。

それでは新型105の特徴を見ていきます!

快適なシフティング

ロングライドのサイクリングで疲労が蓄積されてきた時の変速って大変ですよね…。

信号で停まるたびにシフトダウン。またスタートしてシフトアップ。

この繰り返しです。

これが苦にならなくなりますよっ!!

コンパクトなブラケット

出典:シマノ

左がST-R7020で機械式シフティングレバー。

右がST-R7170で新型Di2シフティングレバー。

見るからに小さいですよね~。

機械式シフティングですとワイヤーを巻き取るための機構が内蔵されるため、ブラケット全体が大きくなってしまいます。

一方でDi2シフティングですとこの機構がいらなくなるため、ブラケット全体が小さくなります。

圧倒的にブラケットが握りやすくなんですね~。

ブレーキコントロールも断然しやすくなりますよっ。

ショートストロークシフティング

出典:シマノ

左がST-R7020で機械式のシフティングのストローク。

右がST-R7170で新型Di2のシフティングのストローク。

ストロークの量が全然違いますよね~。

Di2はボタン押す感覚なのでほぼストロークはないですね。

Di2の恩恵を受けられるのはフロント変速のシフトアップとリア変速のシフトダウンの時です。

この2つの場合はシフティングのストローク量が多いので、繰り返していくうちに手に疲労がたまっていきます。

特にアップダウンの多いサイクリングやストップ&ゴーの多い通勤では顕著です。

Di2ですと、それが解消します!

ものすごく快適なりますよっ!

ドライブトレイン

出典:シマノ

今のギヤ比じゃ登れないっ!

ギヤ比をもう少し軽くしたいっ!

そう考える方も多いと思います。

ヒルクラムもこれで安心です。

1:1以下のギヤ比の設定が可能になりましたよっ!

12sにより可能になったセッティングですね。

これでどこでも走れますよ~!!

ブレーキシステム

出典:シマノ

パッドクリアランスが10%拡大されました。

これによりコントロール範囲が拡張され、ブレーキコントロールがとってもしやすくなりましたね。

ワイズロード 新型105はこちら↓

詳細はこちら↓

ホイールにはBontrager Aeolus Pro 51 TLR Discのカーボンホイールが搭載されていて申し分のないスペックです。

Bontrager Aeolus Pro 51 TLR Discは単体での販売もありますよ!


出典:トレック

価格¥229,800(税込)

重量:1,590g(前後セット)

OCLVカーボン51mmのリムハイトで空力性能も高く、オールラウンドに使用できるホイールですね。

エントリー、ミドルグレードからのステップアップにもおすすめのモデルです!

ワイズロードのTREKはこちらから↓

オプションパーツも忘れずに!

ロードバイクなどのスポーツバイクを購入するときは必ず付属するパーツを確認してくださいねっ!

多くのモデルはカギやスタンド、ライトなどが付属していません。

自転車を普段おいておく駐輪場や走行する時間帯や道に最適なパーツを選びましょう!

1自転車の盗難対策はしっかりしよう!

そんなかたも多いのではないでしょうか?
警視庁の盗難統計情報によると
平成30年度で施錠ありの盗難認知件数はなんと
72763件(平均200件/日)
1日で200件の盗難があるんですよっ!!(一般車も含む)
どこで盗難が発生しているのでしょうか?
最も発生数が多いのは駐輪場です。その数なんと31,384件!
次に多いのが住宅です。22,154件!
夜間に発生する割合が最も多く74%です!
駐輪場に一晩中、駐輪しておくと盗難のリスクが高くなってしまうということですね。
お金で安心を買いましょう!
鍵と言えばやっぱりABUS(アブス)です!
持ち運びも便利でセキュリティーレベルも高いです↓

自宅はがっちり地球ロック!!

2セーフティアイテムは必須!自分の身は自分で守ろう!

事故の多くは17-19時の間に起こっているそうです!

まさに帰宅時間ですっかり暗くなっている時間ですよね。

ライトの装備しっかりしてますか?

フロントライトだけで十分と思っていませんか?

リアのライトも大事なんですよっ!

後方からの追突事故も多いんです。後方の車にしっかり自分の存在をアピールしましょう!

フロントライトは400ルーメン以上の明るさだと安心ですよっ!

お金で安全を買いましょう。

ところでヘルメット被ってますか?
サイクリングではヘルメット必須です!
事故の現実は
ヘルメットを被っていない場合の致死率は3倍
死亡事故の原因の56%が頭部損傷
お金で安心を買いましょう!


3最初のメンテナンスは空気圧から!

ロードバイクやクロスバイクは一般的なままちゃりと比較するとタイヤが細く空気圧が高いものがほとんどです!
またバルブ形状(空気の入り口)には仏式を採用しているものが多いので、空気圧がはかれて仏式バルブ対応のポンプを必ず用意しましょう!
ロードバイクやクロスバイクのパンクの原因は空気圧が低く段差でのパンクが多いんですよっ。
空気が少なくなったら空気を入れるのではなく、規定の空気圧を常に保つというのが基本になります。
仏式バルブの空気の入れ方がサイクルベースあさひさんの記事で丁寧に紹介されていますね↓

おすすめのポンプをピックアップしてみますね!

ワイズロードオンラインのポンプのページ↓

しっかり準備して自転車ライフを楽しもう!

まとめ

今回はアメリカンブランドのTREK(トレック)の2023年モデルのエアロロードの新型Madone SLRシリーズMadone SLR 6 Gen 7を解説させていただきました!

空力性能、軽量、快適性を兼ね備えた新型Madone SLRシリーズ

なんといっても今回の大きなトピックスはシートチューブ部に大きく空けられた『穴』ですよね。

Iso Flowテクノロジーは驚きですよね〜。

最後にまとめてみます。

まとめ

 

  • 800 Series OCLV Carbon, KVF
  • Madone KVF full carbon
  • SHIMANO 新型105 12Sセミワイヤレス電動コンポーネント
  • 油圧式のディスクブレーキ搭載でブレーキコントロール◎
  • Bontrager Aeolus Pro 51 TLR Disc 1,590gの軽量カーボンホイール
  • ロードバイクを趣味として始めたい方
  • エントリー、ミドルグレードからステップアップしたい方
  • 重量 7.75㎏ 
  • 対応身長 156㎝~
  • 価格:1,155,000(税込) 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

トレックの進化はどこまでも〜。

それではまた☆

ワイズロードのTREKはこちらから↓

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