【2022 SCOTT エンデュランス】ADDICT 40を解説してみます☆

こんにちはうめじです。

自転車店歴15年で多くのお客様の自転車選びをサポートさせていただきました!

今回はスイスに本拠地を置く自転車メーカーのSCOTT(スコット)です!

エンデュランスカーボンモデルのADDICT 40を解説させていただきます。

軽量モデルのADDICT RCシリーズのノウハウが受け継がれ、更に快適性を兼ね備えたモデルですよっ!

アッセンブルされているコンポーネントはSHIMANO TIAGRA 10sでロードバイクを始めたい方にも申し分のないスペックです。

ブレーキは油圧式のディスクブレーキ搭載で制動力◎

タイヤサイズは700×32cなのでちょっとしたグラベルも走れちゃいますね。

ADDICT 40はこんな方におすすめ↓

こんな方におすすめ!

  • スポーツバイクが初めて!
  • 趣味として自転車を始めたい方!
  • パンクのリスクが心配な方!
  • ロングライドのサイクリングを楽しみたい方!
  • ちょっとしたグラベルライドもしてみたい!
  • クロスバイクからステップアップしたい方!
  • エントリーモデルからステップアップしたい方!

まずはADDICTシリーズの特徴をチェックしてみます!

ADDICT シリーズはどんな特徴?

ADDICTと言えば軽量ヒルクライムモデルのイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

SCOTTのエンデュランスと言えばCR-1やSOLACEでしたよね。

そのADDICTシリーズは2018年から2つの方向性へと分かれていきました。

ADDICT RC:プロツアーでも活躍する軽量モデル
ADDICT:CR-1、SOLACEから進化したエンデュランスモデル

ADDICT RCの軽量さを受け継ぎつつ、快適性も兼ね備えたモデルがADDICTシリーズです。

今回はそのADDICTシリーズの特徴やテクノロジーを見ていきますねっ!!

まずはどんな特徴やテクノロジーが採用されているのかまとめてみますよっ。

  • EVO-LAP TECHNOLOGY
  • LOWERED SEAT STAYS
  • TIRE CLEARANCE UP TO 32MM
  • ENDURANCE GEOMETRY
  • ECCENTRIC FORK SHAFT
  • BB86

それではチェックしていきますねっ!

EVO-LAP TECHNOLOGY


出典:スコット・ジャパン

さまざまな層方向のチューブ構造をシミュレート、さまざまな構成を使用した結果を観察、フレームのさまざまな領域の応力分布をテスト。

この広範なコンピューターモデリングでフレームすべての部分のカーボンレイアップが最適化されています。

SCOTTのカーボンモデルに採用されているテクノロジーです。

LOWERED SEAT STAYS


出典:スコット・ジャパン

シートステイとシートチューブの接合位置を低く、後輪とシートチューブの隙間を狭く設計しています。

これにより、ライダーのペダリング時、大腿部により起こる空気の乱れを整流し空気抵抗が軽減されます。

またトップチューブとシートチューブは強度を持たせつつも快適性向上のため、しなりを生かした設計になっています。

そうすることで、路面からの衝撃に対しフレームが柔軟にたわみ快適性が大幅に向上します。

TIRE CLEARANCE UP TO 32MM

出典:スコット・ジャパン

エアボリュームの多い32Cのタイヤは路面の凹凸や溝でも安定した走破性を持ち、耐パンク性能も向上します。

またコーナリング時においては接地面が広くなりグリップ力が向上し安定感が生まれ、安心して曲がれます。

ブレーキがディスクブレーキ化されたことでの制動距離の短縮化にも貢献。

ENDURANCE GEOMETRY

出典:スコット・ジャパン

FOILやADDICT RCのRACING GEOMETRYと比較し、ヘッドチューブが長くトップチューブを短めにすることで、ライダーの上半身がやや起きるように設計。

そうすることで、長時間のライドでもライダーの首や背中にかかる負担が軽減されます。

またADDICT RCのRACE GEOMETRYをもとに設計されていて、BBハイトや各部寸法を見直し、DISCブレーキ専用フレームとしてのバランスを最適化。

これによりプロライダーとスポーツライドユーザーの両方の要件を満たしたジオメトリーとなりました。

ECCENTRIC FORK SHAFT


出典:スコット・ジャパン

特許取得済の「エキセントリック・バイクフォークシャフト」

フォークコラムを3mm後方にオフセットさせることで、油圧ブレーキホース2本と変速ケーブルを通すスペースを確保しています。

これにより整備する際のケーブル内蔵化のデメリットを最小限に抑えることができました。

またコックピットシステムを問わず、スムースなハンドル操作が可能となっています。

BB86

出典:スコット・ジャパン

Shimanoと共同開発された規格のPF BB86。

プレスフィット方式で軽量化。

ワイドな設計でフレーム全体にライダーの動力を最大限に伝えます。

次はモデル別に見ていきますよっ!

ワイズロードのSCOTTはこちら↓

それではADDICT 40 を見ていきます!

ADDICT 40

価格・カラーリング

価格¥308,000(税込)

 出典:スコット・ジャパン

スペック

ADDICT 40の詳細スペックは↓

スペック
サイズ 47,49,52,54,56 
フレーム Addict Disc HMF Carbon Endurance geometry
フォーク Addict HMF Disc 1-1/4” 1-1/2” Eccentric Carbon steerer
クランク Shimano Tiagra FC-4700
シートポスト Syncros RR1.2 27.2 350mm
サドル Syncros Tofino Regular 2.5
コンポーネント Shimano TIAGRA 10s
スピード数 20s
ブレーキ Shimano BR-R4770 Hyd.Disc
ホイール HUB Formula Team II Disc 28 H RIMS Syncros Race 24 Disc
タイヤ Schwalbe ONE 700x32C
重量 9.87㎏ 

HMFカーボンフレームにShimano TIGRA 10sがアッセンブルされたモデルです。

TIAGRAはShimanoのロードバイクコンポーネントのミドルグレードモデルで変速性能も高いですよ!

またブレーキにはShimanoBR-R4770油圧式ディスクブレーキ採用で制動力も高くブレーキコントロールもしやすいです。

Shimanoの油圧ディスクはTIAGRAシリーズからで、上位モデル譲りの性能なので安心ですね。

SHIMANO BR-R4770

 

出典:SHIMANO

  • 組付けやすさとメンテナンス性を両立
  • ONE WAY BLEEDING

SHIMANO製品はやはりいいですっ!

それとフロントフォークもフルカーボンで前方からの衝撃を緩和してくれます。そして軽量なのでハンドル操作もスムースですよっ。

ジオメトリーはENDURANCE GEOMETORY採用でスタックが高くリーチが短くなり、前傾ポジションがあまりきつくなくなるのでロードバイク初心者の方にもおすすめです。

タイヤサイズは700×32cでパンクのリスクが軽減され、乗り心地も良くなりますよ~。

自転車通勤・通学を始めたい方や休日にはポタリングやロングライドのサイクリング、ちょっとしたグラベルライドまで楽しめるモデルです。

採用されているタイヤはドイツメーカーのシュワルベです!

SchwalbeONE 700x32C

出典:PR インターナショナル

ハイエンドモデルのPRO ONEをもとに作られたシリーズ。

耐久性、耐パンク、走破性のバランスのとれたオールラウンドモデル。

  • 価格:6,930円(税込)
  • 重量:305g

シュワルベ ONEシリーズは転がりもいいし、乗り心地もいいよ~。
アップグレードにもおすすめのタイヤ!!

オプションパーツも忘れずに!

ロードバイクなどのスポーツバイクを購入するときは必ず付属するパーツを確認してくださいねっ!

多くのモデルはカギやスタンド、ライトなどが付属していません。

自転車を普段おいておく駐輪場や走行する時間帯や道に最適なパーツを選びましょう!

1自転車の盗難対策はしっかりしよう!

そんなかたも多いのではないでしょうか?
警視庁の盗難統計情報によると
平成30年度で施錠ありの盗難認知件数はなんと
72763件(平均200件/日)
1日で200件の盗難があるんですよっ!!(一般車も含む)
どこで盗難が発生しているのでしょうか?
最も発生数が多いのは駐輪場です。その数なんと31,384件!
次に多いのが住宅です。22,154件!
夜間に発生する割合が最も多く74%です!
駐輪場に一晩中、駐輪しておくと盗難のリスクが高くなってしまうということですね。
お金で安心を買いましょう!
鍵と言えばやっぱりABUS(アブス)です!
持ち運びも便利でセキュリティーレベルも高いです↓

自宅はがっちり地球ロック!!

2セーフティアイテムは必須!自分の身は自分で守ろう!

事故の多くは17-19時の間に起こっているそうです!

まさに帰宅時間ですっかり暗くなっている時間ですよね。

ライトの装備しっかりしてますか?

フロントライトだけで十分と思っていませんか?

リアのライトも大事なんですよっ!

後方からの追突事故も多いんです。後方の車にしっかり自分の存在をアピールしましょう!

フロントライトは400ルーメン以上の明るさだと安心ですよっ!

お金で安全を買いましょう。

ところでヘルメット被ってますか?
サイクリングではヘルメット必須です!
事故の現実は
ヘルメットを被っていない場合の致死率は3倍
死亡事故の原因の56%が頭部損傷
お金で安心を買いましょう!


3最初のメンテナンスは空気圧から!

ロードバイクやクロスバイクは一般的なままちゃりと比較するとタイヤが細く空気圧が高いものがほとんどです!
またバルブ形状(空気の入り口)には仏式を採用しているものが多いので、空気圧がはかれて仏式バルブ対応のポンプを必ず用意しましょう!
ロードバイクやクロスバイクのパンクの原因は空気圧が低く段差でのパンクが多いんですよっ。
空気が少なくなったら空気を入れるのではなく、規定の空気圧を常に保つというのが基本になります。
仏式バルブの空気の入れ方がサイクルベースあさひさんの記事で丁寧に紹介されていますね↓

おすすめのポンプをピックアップしてみますね!

ワイズロードオンラインのポンプのページ↓

4グラベルライドのおすすめアイテムはこれ!

グラベルライドやパッキングスタイルでのキャンプツーリングを楽しむには装備が大事ですよっ!!

万が一のトラブルや荷物を運ぶためのバック類などしっかりと準備しましょう!

一番困るのがパンクですよね~。

対策しっかりしましょ!

タイヤレバーにCO2インフレーター、携帯ツールは必須です!

バイクパッキングで必須なのがフレームバックやシートバック、エニシングケージですよ~!

しっかり準備して自転車ライフを楽しもう!

まとめ

今回はスイスに本拠地を置く自転車メーカーのSCOTT(スコット)のエンデュランスロードバイクのADDICT 40 を解説させていただきました!

エンデュランスモデルとはいえADDICT RCのDNAも受け継いでいるので走行性能も高いですよっ!

ジオメトリーはENDURANCE GEOMETORYが採用されていてポジションも快適です。

フロントフォークもフルカーボンで前方からの衝撃が緩和され、また軽量なのでハンドル操作もスムース。

タイヤサイズは700×32cでパンクのリスクも軽減され、乗り心地も良くロードバイク初心者の方にもおすすめのモデルですよっ。

ブレーキにはShimano TIAGRA 油圧式ディスクブレーキが搭載されていて制動力も高く、ブレーキコントロールもしやすいです。

ロングライドのサイクリングやちょっとしたグラベルライドも楽しめるモデル。

それでいて価格は308,000円(税込)なのでコストパフォーマンスもいいですよね~。

最後にまとめてみます。

まとめ

  • HMFカーボンフレーム
  • SHIMANO TIAGRA 10s
  • タイヤ:Schwalbe ONE 32c
  • SHIMANO BR-4770油圧式のディスクブレーキで制動力◎
  • これからロードバイクを始めたい方にもおすすめ
  • クロスバイクからステップアップにもおすすめ
  • ロングライドのサイクリングやちょっとしたグラベルライドも◎
  • 重量:9.87㎏ 
  • 価格:308,000円(税込) 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

ADDICT 40はコスパいいな~。

それではまた☆

ワイズロードのSCOTTはこちら↓

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