【2023 TREK オールラウンド】Emonda SL 6 Di2を解説してみます☆

こんにちはうめじです。

自転車店歴15年で多くのお客様の自転車選びをサポートさせていただきました!

今回はアメリカンブランドのTREK(トレック)の2023年モデルのオールラウンドモデルです。

Emonda SLシリーズからEmonda SL 6 Di2 を解説させていただきます。

2021年にフルモデルチェンジしたEmondaシリーズです。

さらに軽く、さらに速くなりましたね!

500シリーズのOCLVカーボン、コンポーネントはShimanoのセミワイヤレス電動コンポーネント 新型105 Di2 12sが搭載されています!

これからロードバイクを始める方やクロスバイク、エントリーロードからのステップアップにもおすすめ!

Emonda SL 6 Di2 はこんな方におすすめ↓

こんな方におすすめ!

  • 趣味としてロードバイクを始めたい方!
  • ロングライドのサイクリングを軽快に楽しみたい方!
  • レースやファンライドのイベントにも参加してみたい方!
  • 自転車通勤を始めたい方!
  • 軽さも速さも快適さも重視したい方!
  • セミワイヤレス電動コンポーネントを使いたい!
  • エントリーロードやクロスバイクからステップアップしたい方!

まずはEmonda シリーズの特徴を見ていきます!

最後までお読みいただき、少しでもお役に立てたなら新着記事をご案内させていただきますのでSNSのフォローをお願いします☆

ワイズロードのTREKはこちらから↓

NEW Emondaの進化とは?

2021年にTREKのオールラウンドモデルのEmondaはフルモデルチェンジしましたねっ!!

どんな進化を遂げたのかチェックしてみます。

旧モデルとの差を数値化↓

出典:TREK

  • 平坦を1時間走行したときのタイムの差
  • 8%の勾配を1時間走行したときのタイム差
  • 削減した空気抵抗量

どうやってこれを可能したのでしょうか?

見ていきます。

風を騙すフレーム形状

出典:TREK

新型Emondaは風向きを問わず走行中に生じる空気抵抗が少なくなっています。

常に速く走れるということです。

  • チューブごとに最適化
  • OCLV800 カーボン

 

この2つの要素によって最新のフレームが作られました!

チューブごとに最適化

出典:TREK

『軽量』と『エアロ』を両立すべく、HEEDS最適化ソフトウェアを用い最適なチューブ形状の範囲を特定し、各フレームチューブの形状を解析することで空力と重量のベストバランスの限界を見つけることができました。

フレームを構成するチューブごとに空力と重量が最適になる形状となっているとうことですね!

OCLV800 カーボン

 

出典:TREK

Emonda SLRシリーズには最軽量800シリーズのOCLVカーボンが採用されています。

※Domane SLシリーズにはOCLV500のカーボンを採用。

OCLV800 カーボンによりフレーム素材の量を減らすことが可能になり、Emond SLRはエアロ形状に進化しながらフレーム重量700gを下回っています!

 

800 OCLVカーボン

OCLVカーボンとはOptimum Compaction Low Void(超高密度圧縮、低空隙)の略で、トレックが特許を取得したカーボンファイバー製法のこと。
アメリカ国外には輸出禁止となっている軍事レベルのカーボン素材を基にカーボンの特性を調べつくすことで開発されました。
800シリーズOCLVカーボンはこれまでのカーボンファイバーよりも30%強いものを使用しているが、剛性は同じ。
つまり使用量を減らしても同じ性能が得られます。
これにより重量を増やすことなくエアロ形状のチューブを作ることが可能となりました。
これらにより、『軽量』で『エアロ』なバイクが誕生しました!

それではEmonda SL 6 Di2 を見ていきます!

Emonda SL 6 Di2 

価格・カラーリング

価格¥529,100(税込)

 

Dnister Black/Trek Black 出典:TREK

OTHER PHOTOS

出典:TREK


Quicksilver/Radioactive Red 出典:TREK

OTHER PHOTOS

出典:TREK

スペック

Emonda SL 6 Di2の詳細スペックは↓

スペック
サイズ 47,50,52,54,56,58,60,62 対応身長 156〜199㎝
フレーム Ultralight 500 Series OCLV Carbon,DuoTrap S compatible
フォーク Émonda SL full carbon, tapered carbon steerer
クランク Shimano 105 R7100, 50/34
シートポスト Bontrager Carbon seatmast cap
サドル Bontrager Aeolus Comp
コンポーネント Shimano 105 Di2 12s
スピード数 24s
ブレーキ Shimano  油圧式ディスクブレーキ
ホイール Bontrager Paradigm SL, Tubeless Ready
タイヤ Bontrager R2 Hard-Case Lite, aramid bead, 60 tpi, 700x28c
最大タイヤクリアランス 28c
重量 8.5kg

500シリーズのOCLVカーボンフレームにアッセンブルされるコンポーネントはShimano セミワイヤレス電動コンポーネント 新型 105 Di2 12sです!

これからロードバイクを始める方やエントリーロード、クロスバイクからのステップアップの方でも十分なコンポーネントのスペックですっ!

新型105 Di2とは?

2021年9月に発売になったDuraAce、ULTEGRAのDNAをしっかりと受け継いでいます!

セミワイヤレス電動シフティングに12s化。

それでは新型105の特徴を見ていきます!

快適なシフティング

ロングライドのサイクリングで疲労が蓄積されてきた時の変速って大変ですよね…。

信号で停まるたびにシフトダウン。またスタートしてシフトアップ。

この繰り返しです。

これが苦にならなくなりますよっ!!

コンパクトなブラケット

出典:シマノ

左がST-R7020で機械式シフティングレバー。

右がST-R7170で新型Di2シフティングレバー。

見るからに小さいですよね~。

機械式シフティングですとワイヤーを巻き取るための機構が内蔵されるため、ブラケット全体が大きくなってしまいます。

一方でDi2シフティングですとこの機構がいらなくなるため、ブラケット全体が小さくなります。

圧倒的にブラケットが握りやすくなんですね~。

ブレーキコントロールも断然しやすくなりますよっ。

ショートストロークシフティング

出典:シマノ

左がST-R7020で機械式のシフティングのストローク。

右がST-R7170で新型Di2のシフティングのストローク。

ストロークの量が全然違いますよね~。

Di2はボタン押す感覚なのでほぼストロークはないですね。

Di2の恩恵を受けられるのはフロント変速のシフトアップとリア変速のシフトダウンの時です。

この2つの場合はシフティングのストローク量が多いので、繰り返していくうちに手に疲労がたまっていきます。

特にアップダウンの多いサイクリングやストップ&ゴーの多い通勤では顕著です。

Di2ですと、それが解消します!

ものすごく快適なりますよっ!

ドライブトレイン

出典:シマノ

今のギヤ比じゃ登れないっ!

ギヤ比をもう少し軽くしたいっ!

そう考える方も多いと思います。

ヒルクラムもこれで安心です。

1:1以下のギヤ比の設定が可能になりましたよっ!

12sにより可能になったセッティングですね。

これでどこでも走れますよ~!!

ブレーキシステム

出典:シマノ

パッドクリアランスが10%拡大されました。

これによりコントロール範囲が拡張され、ブレーキコントロールがとってもしやすくなりましたね。

ワイズロード 新型105はこちら↓

詳細はこちら↓

電動コンポーネントはシフティングの操作性も抜群!

シフティングのストレスは一切なし!

少し予算を積んでも購入する価値ありですよっ!

ちなみに↓

  • Emonda SL 5:105 11s メカニカルコンポ 398,200円(税込)
  • Emonda SL 6 Di2:105 12s 電動コンポ 529,100円(税込)

 

価格差は130,900

105 Di2のフルセットが約21万円なので、後々にアップグレードすることを考えるとEmonda SL 6 Di2はお得!?なのでは!

もちろん、ブレーキは油圧ディスクブレーキが採用なので制動力も高くブレーキコントロールがしやすいですよっ!

なので特に女性の方にはおすすめ!

Ride Tuned シートマスト

Matte Carbon Seatmast Cap

価格23,700円(税込)

Emonda SL 6、Emonda SL 7に採用されています。

出典:TREK

Round Alloy Seatmast Cap

価格12,200円(税込)

Emonda SL 5に採用されていてます。

出典:TREK

 

Ride Tuned シートマストを採用することで、縦方向へしなりがでるので快適性が向上します!

また、シートポストクランプを排除することで、シートチューブ、トップチューブ、シートステイの接合部の素材を少なくできるので、フレームがさらに軽量化されます。

 

DuoTrap S

出典:TREK

 

  • ANT+とBluetooth® Smart ワイヤレステクノロジー対応デバイスに接続可能
  • Bontrager ホイールマグネット、クランクケイデンスバンド、CR2032電池が付属
  • 価格:7,900円(税込)

フレーム内蔵センサーのDuoTrap S対応のフレームですよ~。

※センサーは別売。

スマートフォンやサイクルコンピューターも接続可能ですっ!!

まずはスマホをサイクルコンピューター代わりに使ってみるのもOKです。

サイクルコンピューターと言えばやっぱりGarmin、Wahooですかね~。


ワイズロードオンラインのサイクルコンピューターはこちら↓

ホイールはチューブレスレディ対応です。

チューブレスのメリット

  • パンクのリスク の軽減
  • 低圧にできトラクションが増す
  • 回転抵抗の軽減

 

乗り心地が快適で走行性能も高い!

チューブレス対応のタイヤに変えれば、すぐにチューブレスの恩恵を受けられますよ~。

タイヤで乗り心地がかなり変わります!

いろいろ見てみてみてね↓ワイズロードのタイヤのページ

SCHWALBEPRO ONEもいいよ~。

エントリーロード、クロスバイクからのステップアップにもおすすめのモデルです!

もちろんロードバイク初心者の方にもおすすめ!

ワイズロードのTREKはこちらから↓

オプションパーツも忘れずに!

ロードバイクなどのスポーツバイクを購入するときは必ず付属するパーツを確認してくださいねっ!

多くのモデルはカギやスタンド、ライトなどが付属していません。

自転車を普段おいておく駐輪場や走行する時間帯や道に最適なパーツを選びましょう!

1自転車の盗難対策はしっかりしよう!

そんなかたも多いのではないでしょうか?
警視庁の盗難統計情報によると
平成30年度で施錠ありの盗難認知件数はなんと
72763件(平均200件/日)
1日で200件の盗難があるんですよっ!!(一般車も含む)
どこで盗難が発生しているのでしょうか?
最も発生数が多いのは駐輪場です。その数なんと31,384件!
次に多いのが住宅です。22,154件!
夜間に発生する割合が最も多く74%です!
駐輪場に一晩中、駐輪しておくと盗難のリスクが高くなってしまうということですね。
お金で安心を買いましょう!
鍵と言えばやっぱりABUS(アブス)です!
持ち運びも便利でセキュリティーレベルも高いです↓

自宅はがっちり地球ロック!!

2セーフティアイテムは必須!自分の身は自分で守ろう!

事故の多くは17-19時の間に起こっているそうです!

まさに帰宅時間ですっかり暗くなっている時間ですよね。

ライトの装備しっかりしてますか?

フロントライトだけで十分と思っていませんか?

リアのライトも大事なんですよっ!

後方からの追突事故も多いんです。後方の車にしっかり自分の存在をアピールしましょう!

フロントライトは400ルーメン以上の明るさだと安心ですよっ!

お金で安全を買いましょう。

ところでヘルメット被ってますか?
サイクリングではヘルメット必須です!
事故の現実は
ヘルメットを被っていない場合の致死率は3倍
死亡事故の原因の56%が頭部損傷
お金で安心を買いましょう!


3最初のメンテナンスは空気圧から!

ロードバイクやクロスバイクは一般的なままちゃりと比較するとタイヤが細く空気圧が高いものがほとんどです!
またバルブ形状(空気の入り口)には仏式を採用しているものが多いので、空気圧がはかれて仏式バルブ対応のポンプを必ず用意しましょう!
ロードバイクやクロスバイクのパンクの原因は空気圧が低く段差でのパンクが多いんですよっ。
空気が少なくなったら空気を入れるのではなく、規定の空気圧を常に保つというのが基本になります。
仏式バルブの空気の入れ方がサイクルベースあさひさんの記事で丁寧に紹介されていますね↓

おすすめのポンプをピックアップしてみますね!

ワイズロードオンラインのポンプのページ↓

しっかり準備して自転車ライフを楽しもう!

まとめ

今回はアメリカンブランドのTREKの2023年モデルのオールラウンドロードのEmonda SL 6 Di2 を解説させていただきました!

OCLV 500カーボンのフレームにアッセンブルされているコンポーネントはShimanoのセミワイヤレス電動コンポーネント 105 Di2 12s。

もちろん油圧ディスクブレーキなのでブレーキコントロールもしやすいですね。

105 Di2 12s搭載で52万円。

他メーカーと比較しても決して高くないですよね~。

少し予算を積んでも電動コンポーネントは購入する価値ありですよっ!

一回でも使ったらやめられないです。

ロードバイクを始めたい方やエントリーロード、クロスバイクからステップアップしたい方におすすめのモデル!

最後にまとめてみます。

まとめ

  • 500 Series OCLV Carbon
  • Shimano 105 Di2 12s
  • 油圧式のディスクブレーキ搭載でブレーキコントロール◎
  • チューブレスレディ対応のホイール
  • DuoTrap S 対応
  • Ride Tuned シートマストで快適性◎
  • 最大タイヤクリアランスは28c
  • ロードバイクを趣味として始めたい方
  • エントリーロード、クロスバイクからステップアップしたい方
  • ロードバイク初心者の方
  • 対応身長 156㎝~
  • 重量 8.5
  • 価格:529,100(税込) 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

Emonda 105 Di2はおすすめ~。

それではまた☆

ワイズロードのTREKはこちらから↓

おすすめの記事