【2022 SCOTT アルミディスクロード】SPEEDSTER 10を解説してみます☆

B!

こんにちはうめじです。

自転車店歴15年で多くのお客様の自転車選びをサポートさせていただきました!

今回はスイスに本拠地を置く自転車メーカーのSCOTT(スコット)です!

アルミディスクロードバイクのSPEEDSTER 10 を解説させていただきます!

SCOTTのアルミロードバイクは軽さを最優先にせず、強度や剛性も重視して開発されています。

なので、通勤通学にもおすすめですよっ!

アッセンブルされているコンポーネントはSHIMANO 105 11sで変速性能は抜群です。

ブレーキは油圧式のディスクブレーキ搭載で制動力◎

タイヤサイズは700×32cなのでちょっとしたグラベルも走れちゃいますね。

SPEEDSTER 10 はこんな方におすすめ↓

こんな方におすすめ!

  • スポーツバイクが初めて!
  • 自転車通勤を始めたい方!
  • 自転車通学で使用したい!
  • 雨天でも乗るよって方!
  • 趣味として自転車を始めたい方!
  • パンクのリスクが心配な方!
  • ポタリングやサイクリングを楽しみたい方!
  • ちょっとしたグラベルライドもしてみたい!
  • クロスバイクからステップアップしたい方!
  • コスパよくロードバイクを購入したい!
  • 丈夫なモデルがいい!

まずはSPEEDSTERシリーズの特徴をチェックしてみます!

SPEEDSTERとはどんなモデル?

入門機種として開発されたアルミフレームのSPEEDSTERは軽さを最優先にはしていません。

必要な強度と剛性を兼ね備えつつも快適な乗り心地になるように緻密なシュミレーションと実装テストをすることで誕生しました。

SPEEDSTERは軽いアルミフレームではありません。

アルミフレームを軽くするには素材を薄くしなければなりません。

そうすると強度が低下してしまいます。

軽いバイクはSCOTTではカーボンモデルがあります。

軽さだけではなく、剛性や強度のバランスを取りながら速く、快適に走行できるモデルが『SPEEDSTER』なんですね。

これらを可能にするテクノロジーは↓

  • TECHNOLOGY TO WIDE TIRE
  • ENDURANCE GEOMETORY
  • AERODYNAMIC CONSTRACTION

それぞれチェックしていきます!

TECHNOLOGY TO WIDE TIRE

出典:スコット・ジャパン

ヨーロッパでは近年、ロードバイクのワイドタイヤ化が急速に進んでいます。

700×28cが現在ではスタンダード化しています。

SPEEDSTERは2018年モデルより28cが標準装備されていますよっ!

最大タイヤクリアランスは32cでより快適な乗り心地にすることも可能です。

※ディスクモデルは32c、リムモデルは28cです。

また通勤や通学でのパンクのリスクも軽減できますよ~。

タイヤをワイド化するメリット↓

接地面積のワイド化

大きな面積で地面と接地することで高いグリップ力を発揮します。

ブレーキ時の加重でタイヤがつぶれ接地面積が増大し、制動距離が短縮される。

コーナリング時の安定感が高くなります。

エアーボリューム増大

細いタイヤと比較してリム打ちパンクがしづらく、空気圧も下げれます。

河川敷や峠の凹凸でのロードノイズやギャップが抵抗になり、疲労にもつながりやすいです。

28cや32cのタイヤは低くできる空気圧とエアーボリュームが路面からの振動や衝撃を吸収してくれるので乗り心地も快適になります。

ENDURANCE GEOMETORY

出典:スコット・ジャパン

レースバイクとは異なりアップライトなポジションで、長時間のライドでも首や背中にかかる負担を軽減してくれます。

ワイドタイヤだけでなくジオメトリーでも快適さを実現していますね~。

AERODYNAMIC CONSTRACTION

出典:スコット・ジャパン

 

SCOTTを代表するエアロロードモデルのFOILから受け継がれている空力性能。

 

出典:スコット・ジャパン

ケーブル類を内蔵にすることでエアロダイナミクス効果が得られます。

また見た目もスッキリです!

軽さを最優先に設計するのではなく、剛性と強度、快適性のバランスもしっかりと考えられているのがSCOTTのアルミバイクの『SPEEDSTER』なんですね。

価格帯も値ごろで、これからスポーツバイクを始める方にもピッタリのシリーズですよっ!

ワイズロードのSCOTTのロードバイクはこちらから↓

それではSPEEDSTER 10 を見ていきます!

SPEEDSTER 10 

価格・カラーリング

価格¥253,000(税込)

 

 

 出典:スコット・ジャパン

 

スペック

SPEEDSTER 10 の詳細スペックは↓

スペック
サイズ 47,49,52,54,56 
フレーム
Speedster 6061 D.Butted Alloy Endurance geometry
フォーク Speedster HMF Disc 1 1/4”-1 1/2” Eccentric Carbonsteerer
クランク Shimano FC-RS510 
シートポスト Syncros RR2.5 27.2 350mm
サドル Syncros Tofino Regular 2.5
コンポーネント Shimano 105 11s
スピード数 22s
ブレーキ Shimano BR-R7070 Hyd.Disc
ホイール HUB Formula Team II CL Disc 28 H, RIMS Syncros Race 24
タイヤ Schwalbe Lugano 700x32C
重量 10.07㎏ 

ダブルバテッドアルミフレームにShimano 105 11sがアッセンブルされたモデルです。

105シリーズはSHIMANOのロードバイクコンポーネントのミドルグレードモデルで変速性能も抜群です。

またブレーキにはSHIMANOBR-R7070油圧式ディスクブレーキ採用で制動力も高くブレーキコントロールもしやすいです。

SHIMANO BR-R7070

 

出典:SHIMANO

  • 優れた放熱性能 ICE TECHNOLOGIES
  • ONE WAY BLEEDING

SHIMANO製品はやはりいいですっ!

それとフロントフォークはフルカーボンなので、前方からの衝撃を緩和してくれます。

カーボンフォークはアルミフォークと比較して軽量になりハンドル操作もスムースになりますねっ!

近年はロードバイクもディスクブレーキが主流になってきていますね。

しかもこのスペックでこの価格なんです。

15年前と比較すると抜群に性能が良くなってますよ~。

バテッド加工とは↓

 

 

 

 

 

 

 

出典:DAIWA CYCLE

パイプの厚みを変えて作ってあるということですね。

力がかかり強度が必要なところは厚く、力がかからないところは薄くし軽量化できます!

単一のパイプでフレームを作るよりも軽量になるのはもちろん、厚みが薄いところはしなるので快適性も向上しますね。

ジオメトリーはENDURANCE GEOMETORY採用でスタックが高くリーチが短くなり、前傾ポジションがあまりきつくなくなるのでロードバイク初心者の方にもおすすめです。

タイヤサイズは700×32cなのでパンクのリスクが軽減され、乗り心地も良くなりますよ~。

自転車通勤・通学を始めたい方や休日にはポタリングやロングライドのサイクリング、ちょっとしたグラベルライドまで楽しめるモデルです。

採用されているタイヤはドイツメーカーのシュワルベです!

Schwalbe Lugano 700x32C

出典:PR インターナショナル

耐パンクベルトのKガードとシリカコンパウンドでバランスのとれた性能とコストパフォーマンスに優れたモデル。

クラシックスキンやカラーモデルも豊富でトレーニングやエントリーに最適なタイヤですね。

  • 価格:2,640円(税込)
  • 重量:420g


オプションパーツも忘れずに!

ロードバイクなどのスポーツバイクを購入するときは必ず付属するパーツを確認してくださいねっ!

多くのモデルはカギやスタンド、ライトなどが付属していません。

自転車を普段おいておく駐輪場や走行する時間帯や道に最適なパーツを選びましょう!

1自転車の盗難対策はしっかりしよう!

そんなかたも多いのではないでしょうか?
警視庁の盗難統計情報によると
平成30年度で施錠ありの盗難認知件数はなんと
72763件(平均200件/日)
1日で200件の盗難があるんですよっ!!(一般車も含む)
どこで盗難が発生しているのでしょうか?
最も発生数が多いのは駐輪場です。その数なんと31,384件!
次に多いのが住宅です。22,154件!
夜間に発生する割合が最も多く74%です!
駐輪場に一晩中、駐輪しておくと盗難のリスクが高くなってしまうということですね。
お金で安心を買いましょう!
鍵と言えばやっぱりABUS(アブス)です!
持ち運びも便利でセキュリティーレベルも高いです↓
自宅はがっちり地球ロック!!

2セーフティアイテムは必須!自分の身は自分で守ろう!

事故の多くは17-19時の間に起こっているそうです!

まさに帰宅時間ですっかり暗くなっている時間ですよね。

ライトの装備しっかりしてますか?

フロントライトだけで十分と思っていませんか?

リアのライトも大事なんですよっ!

後方からの追突事故も多いんです。後方の車にしっかり自分の存在をアピールしましょう!

フロントライトは400ルーメン以上の明るさだと安心ですよっ!

お金で安全を買いましょう。

ところでヘルメット被ってますか?
サイクリングではヘルメット必須です!
事故の現実は
ヘルメットを被っていない場合の致死率は3倍
死亡事故の原因の56%が頭部損傷
お金で安心を買いましょう!


3最初のメンテナンスは空気圧から!

ロードバイクやクロスバイクは一般的なままちゃりと比較するとタイヤが細く空気圧が高いものがほとんどです!
またバルブ形状(空気の入り口)には仏式を採用しているものが多いので、空気圧がはかれて仏式バルブ対応のポンプを必ず用意しましょう!
ロードバイクやクロスバイクのパンクの原因は空気圧が低く段差でのパンクが多いんですよっ。
空気が少なくなったら空気を入れるのではなく、規定の空気圧を常に保つというのが基本になります。
仏式バルブの空気の入れ方がサイクルベースあさひさんの記事で丁寧に紹介されていますね↓

ロードバイクなどのスポーツ車に採用されるフレンチバルブの空気入れ方紹介。
空気の入れ方(フレンチバルブ) | メンテナンス・カスタム講座 | サイクルベース... - サイクルベースあさひ

おすすめのポンプをピックアップしてみますね!

ワイズロードオンラインのポンプのページ↓

4グラベルライドのおすすめアイテムはこれ!

グラベルライドやパッキングスタイルでのキャンプツーリングを楽しむには装備が大事ですよっ!!

万が一のトラブルや荷物を運ぶためのバック類などしっかりと準備しましょう!

一番困るのがパンクですよね~。

対策しっかりしましょ!

タイヤレバーにCO2インフレーター、携帯ツールは必須です!

バイクパッキングで必須なのがフレームバックやシートバック、エニシングケージですよ~!

しっかり準備して自転車ライフを楽しもう!

 

まとめ

今回はスイスに本拠地を置く自転車メーカーのSCOTT(スコット)のエントリーアルミロードバイクのSPEEDSTER 10 を解説させていただきました!

軽さだけを重視するのではなく、剛性や強度さらには快適性のバランスを考慮して作られたモデルでしたね!

ジオメトリーはENDURANCE GEOMETORYが採用されていてポジションも快適です。

フロントフォークはフルカーボンで前方からの衝撃が緩和され、また軽量なのでハンドル操作もスムース。

タイヤサイズは700×32cでパンクのリスクも軽減され、ロードバイク初心者の方にもピッタリのモデルですよっ。

ブレーキにはSHIMANO 105 油圧式ディスクブレーキが搭載されていて制動力も高く、雨天時も安心なので自転車通学や自転車通勤にもおすすめ。

通勤通学だけでなく、ロングライドのサイクリングやちょっとしたグラベルライド、パッキングスタイルでのキャンプツーリングも楽しめますよ。

最後にまとめてみます。

まとめ

  • ダブルバテッドのアルミフレーム
  • 軽さだけでなく強度や剛性も重視
  • SHIMANO 105 11s
  • タイヤ:Schwalbe Lugano 32c
  • SHIMANO BR-R7070油圧式のディスクブレーキで制動力◎
  • 自転車通学、通勤を始めたい方にもおすすめ
  • これからロードバイクを始めたい方にもおすすめ
  • ちょっとしたグラベルライドやバイクパッキングも◎
  • 重量:10.07㎏ 
  • 価格:253,000円(税込) 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

SPEEDSTER 10 カッコいいな~。

それではまた☆

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